太極拳練習ノート

誰でも始められる。一人でもできる。

太極拳と認知症

こんにちは。ねおたろうです。

 

僕の母が認知症を患い

早1年ほどが過ぎようとしています。

 

テレビでは認知症患者を持つ家族の

ドキュメンタリー番組などをよく見ますが、

ほんと認知症になると

本人も辛いし、家族にも負担がかかるし、

色々大変だな、と最近強く実感しています。

 

認知症は怖い。

自分もあと十数年したら、、という不安もよぎります。

なんだか最近、忘れっぽくなった気もするし、

生活習慣も褒められたものじゃないし。

 

認知症になって、家族、特に子どもに迷惑や心配かけたりするのは

本意じゃあありません。

 

そこで最近改めて生活習慣を見直してみよう、

と思った次第です。

 

認知症予防には生活習慣の改善が効果的と言われています。

認知症予防に効果的な生活習慣とは

①食習慣

②頭を使う習慣

③運動習慣

の3つになります。

 

認知症予防に効果的な運動の条件とは?

さて、ここではもちろん運動習慣について

考えていきたいのですが、

 

認知症予防に効果的な運動とは

有酸素運動であること

②筋肉を使うこと

の2つだそうです。

 

有酸素運動とは、

酸素を使って長時間行う運動で、

軽めの負荷を継続的にかけて脂肪を燃焼させます。

血流が活発になり、脳の機能が活性化すると

言われています。

 

筋肉を使うとは、

筋肉に負荷をかけて痛みを感じること。

この痛みが感覚神経を通じて脳に伝わるのですが、

この「感覚神経」の働きを維持することが

認知症に良いということです。

 

こうしてみると、

太極拳認知症予防に最適な運動だと

思いませんか?

 

太極拳は、有酸素運動であり

下肢に適度な筋力的負担がかかります。

全身の動きを調和させることも

「感覚神経」を通じて脳に信号を送ることになります。

 

もちろん頭も使います。(こちらの記事もご覧ください)

neotaro.hatenablog.com

こうしてみると、太極拳

認知症対策としてはうってつけの運動と言えるかもしれませんね。

 

 

やさしく取り組める正宗太極拳

認知症予防としての太極拳について書いてきましたが、

 

個人的な意見としては

正宗太極拳はご高齢の方にも取り組みやすい

太極拳かな、と思っています。

 

基本姿勢が高架(腰の位置が高い)ので

足への負担が少なくて済みます。

それでも99式通してやるとかなりの負荷ですが。

 

僕も最近は体力と相談して

わりと高架で套路練習してます。

 

腰を落としてきつい態勢で息を切らすよりも、

調身(体をととのえる)できますからね。

 

僕の母にも太極拳教えたいけど、

なんでもすぐに忘れちゃうし、

今はもう、無理かなぁ。。

 

それでは、今日はこのへんで。