25年目の真実! 摟膝拗歩は前足体重だった(汗)
こんにちは。ねおたろうです。
独学で再チャレンジ中の太極拳。練習中に感じたことを書き留めています。
今まで勘違いをしていた歩形
太極拳を学びなおそうと決めてから、いろいろな情報を積極的に収集するように
なりました。YouTubeにもたくさんのチャンネルがあって、どれも大変ためになる
ものばかりです。
ただ、私がもともと習っていた正宗太極拳に関する動画はそれほど多くなくて、
細かいところを確認したくてもできないのが現状です。
そんな中、先日ふっと暇つぶしに入ったブックオフでスポーツコーナーをのぞいて
みたら、王樹金老師の太極拳の本に出合いました。
不思議なものですね。日ごろから心に留めておくと求めているものに何気なしに
出会えたりします。
この本に紹介されている太極拳は私が全日本柔拳連盟で習っていた正宗太極拳と
同じもの、王樹金老師の太極拳です。
この本の中でひとつ勉強になったのは、摟膝拗歩の歩形。
正宗太極拳の基本となる歩形は坐後腿と呼ばれるもので後足と前足で体重を6:4とする歩形です。後足の太ももと上半身が地面から一直線になるように構えます。
私は正宗太極拳を学び始めてからこれまでずっと、套路全般においてにおいて
25年にわたりこの坐後退を意識していました。でもある日、YouTubeで見た24式太極拳
の動画で摟膝拗歩では体重を前に出すと紹介していて、流派は違えど「そうなのか?」
と気になっていました。
実際に前体重でやってみると前後の体重移動から定式になったとき、なんとなく
しっくりくる感じもしたりして、「ほんとはどっちなんだろう?」と一人考えて
いました。
そしてありがたいことにこの本にはその答えが書いてあり、摟膝拗歩の歩形は体重を
7:3の割合で前に出す「弓箭式」ということがわかりました。それでも前足の膝は
前に出すぎないようにするのがポイントです。
そのほかにも実は弓箭式をとる型があるんじゃないかと思って、すべての型を見直して
みましたが、「彎弓射虎」以外はないのかな、と思います。
「彎弓射虎」は後足を伸ばしておもいっきり前体重なので坐後退と迷うことはない
ですが、ただこれも弓箭式ということは知りませんでした(汗)
ひとつ正しい知識が得られてよかったです。独学なので間違ったまま覚えてしまう
危険性もありますが、その分多くの情報に触れようと前向きに動いてできるだけ
正しい太極拳を身につけられたらいいなぁと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、今日はこのへんで。