太極拳練習ノート

誰でも始められる。一人でもできる。

なまった脳みそに刺激を。太極拳は身体を動かす脳トレだ。

こんにちは、ねおたろうです。

 

久しぶりの更新になりました。

コロナがなかな収束せず、

大変な世の中になってしまいましたね。

 

今年のゴールデンウィーク

おうち時間が増えてしまいそうです。。

 

でも、家にいるならじっくり太極拳

やればいい。

というわけで、今日も一人練です。

 

脳みそに働きかける太極拳

太極拳は動作、呼吸、意識に対する要求がとても細かくて

ちょっと気を抜くとすぐにココロとカラダが

バラバラになってしまいます。

 

今日も体をほぐすために

軽く単式練習から始めたのですが、

なんだか納得する動きができなくて

ずーっとやってました。

 

ちなみに、納得できなかったのは

四正太極拳の「倒捲肱」という型で

両手を交互に前後に回します。

 

いわゆる円形運動で、

太極拳のキモでもある纏絲運動が

存分に味わえる動きです。

 

そして目、肩、腰、手、指、足を連動して

動かしていくので、全身運動としても

とても効果が高い型だと思います。

 

この「倒捲肱」の動きは僕のお気に入りです。

首周り、肩、肩甲骨がすごくほぐれる感じがして

やったあとは身体がスッキリします。

夜寝る前なんかにもおススメなんですよ。

 

で、この「倒捲肱」をやってたんですが、

右腕と左腕の、回したときの感覚が

どうも同じにならなくて、

 

身体の一体感みたいなものが

ぜんぜん感じられない。

 

どこが悪いのかな? と

身体を動かしながら体の隅々まで

意識を巡らせてみました。

 

このときふっと思ったのが、

「すごい脳みそを使っているな」

ということ。

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左右の腕の高さ、

両てのひらのカタチ、

視線の動き、

旋回の柔らかさ、

腰の回転、

 

これらの全身の動きを脳みそで

同時に、正確にコントロールしようと

がんばっている、って感じです。

 

言い方変えると、

脳みそがすんごい汗かいてる、

ということでしょうか。

 

違う動きをする右手と左手を

同時に意識して、それぞれ正しく動かすって

やってみると結構難しいんです。

 

右手に意識を向けると、左手がおろそかになったり

腕の動きにばかり注意していると

視線がおろそかになったり。

 

これだけ頭を使って全身をコントロールしなくては

いけないので、太極拳はゆっくりと体を動かすように

なっているんだと思います。

 

速く動かしたら、脳みそ追いつきませんから。

 

今日は、やってくうちにだんだん動きがまとまらなくなって、

気がついたら延々と腕を回し続けていました。

 

簡単な動きのようでも、脳みそはフル回転。

太極拳は奥が深いですね。

 

 

P.S.

 

やっていて気付いたんですけど、

僕の場合、左腕は右腕ほど滑らかに動かないみたいです。

自分の感覚としては左腕がどうもぎこちない。

 

利き腕かどうかということも関係してるんでしょうけど、

僕は左半身の動きがイマイチみたいです。

 

 

 それでは、今日はこのへんで。