太極拳練習ノート

誰でも始められる。一人でもできる。

運転中、怖い兄ちゃんに絡まれた時の話

こんにちは。ねおたろうです。

嫌な思い出はいつまでも頭に焼き付いて離れません。

嫌な思いを二度としないよう太極拳の練習に励みたいと思います。

 

絡まれてもなにもできず・・・

教室で太極拳を習っていたころの話です。

 

教室に車で向かっていた時のこと。T字路の突き当りで左折したら、

後ろから猛スピードで車が迫ってきました。

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目の前の信号が赤になったので止まったら、その車がすさまじい勢いで私を追い抜いて

いきました。

 

「危ないっ!」

 

と思い、クラクションを鳴らしたら、突然その車が交差点を過ぎたあたりで

急ブレーキで止まり、かと思ったら今度はそのまま私の車の目の前まで猛スピードで

バックしてきました。

 

 

すぐさま見るからにヤンキー風の威勢のいい兄ちゃんが血相変えてこっちに

向かってきました。どうやら私が左折するとき進路を邪魔して割り込んできたと

思ったようです。

 

「ウィンカーも出さねぇで、テメェ、この野郎!」

 

と言いがかりもいいところ。左折のウィンカー出してんだから、右からくるお前に

見えるわけねえぇだろ!

 

と、心の中で叫びながらも

 

「出てこい、このクソ野郎!」

 

と道路のど真ん中でずっとぎゃいぎゃいわめいている兄ちゃんに

 

 「まいったなぁ」

 

とすっかりビクビクしてしまいました。教室までほんとあと少しだったんですよね。

 

「仏心でクラクションなんか鳴らさなきゃよかったなぁ」

 

と思いつつ、周りからは好奇の目で見られるしいつまでたってもらちがあかないと

思ったので思い切って車から出ました。

 

そうしたら、そのとたん兄ちゃん胸ぐら掴んできました。右手でグッとやられて、

軽くつま先立ちになる感じでしたね。

 

さんざん護身術の練習してたのに・・・

こんなときに、さっと技が出せるなんてよっぽど場慣れしてないと無理ですね。

 

胸ぐらをつかまれた時の護身術はいやっていうほど練習してたんですよ。

 

そもそも相手は右手1本使ってるのに対してこっちは両手が空いているわけだから

いくらでもやりようがあるんです。

 

それに太極拳は力を抜いた状態で相手に対応できるよう練習しているはずなのに、

ガチガチになっていいように振り回されてしまいました。

身体の力を抜くだけでも相手は重みを感じて自由が利かなくなるのにね。。。

 

こういう不測の事態を想定して練習しないとなんにも身につかないんだな、と

その時はしみじみ感じました。

 

でも、教室に通っていた時にこまめに書いていた練習メモを見てみると

 

『護身術は実戦で使うのは難しい。体さばきを習得するのが目的』

 

って書いてある。 やっぱ週に一度の練習では無理なんですね^^;

 

 さて、絡まれた私、その後どうなったか。。。

 

結局相手も、殴れば警察沙汰になるのがわかっていたのでさんざん悪態ついた後

車に乗り込んで去っていきました。痛い思いはしなくて済んだけどそれ以上に

心のダメージが大きかった。何もできない自分に対して。

 

その日の練習は、練習になりませんでしたね。自分自身が情けなくなりました。

 

あんな目に合うのは二度とごめんなのでこれからの練習は当時以上に

しっかりとやりたいと思います。

 

あと、逃げ方も練習しておきます^^;

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、今日はこのへんで。