ゴルフの練習にも! 「上虚下実」の効用
こんにちは。ねおたろうです。
独学で再チャレンジ中の太極拳。練習中に感じたことを書き留めています。
太極拳から学んだゴルフの脱力術
私のゴルフが上達しない最大の原因は上半身の力みです。遠くへ飛ばそうという意識が
強すぎてつい上半身に力が入ってしまいます。
コースに出てフェアウェイにボールがあると、かなり緊張してしまい飛ばすつもりが
あえなく空振り、なんてことはよくあります。もしくはボールを打つつもりがボールの
かなり手前で思いっきり地球を打ち込んだりしてしまいます。フィニッシュもガチガチ
に身体が硬直していて、終わった後は筋肉痛がハンパない始末です。
力を抜こうと頭ではわかっていても、なかなか脱力できない。この全身に力が入って
しまう癖を何とかしたいとずーっと思っていましたが、そのヒントが太極拳に
ありました。「上虚下実」という要訣です。
「上虚下実」とは下半身をどっしりと安定させ、上半身をゆるく動かすという
太極拳に欠かせない身体操作です。この「上虚下実」を意識して太極拳の練習を
していたら、なんとなくゴルフにも活かせるんじゃないか、とふと思いました。
思い返してみると、今までの私のゴルフは「上実下実」といった感じで、
全身力みまくりみたいな感じでした。太極拳は緩やかな動きを実現するために
力を抜いて行いますが、そのゆるやかさを実現するために下半身は実はかなりの筋力を
必要とします。そうした筋力とゆるみを体に同居させることで安定感のある
美しい太極拳を演じることができます。
ゴルフも一緒じゃないですか? 下半身を安定させ、上半身はゆるめてリラックスした
状態で振りぬく。逆に言うとリラックスしているから振りぬける。
そんなことを考えながら、今日久しぶりにゴルフ練習場に足を運びました。
あまりの暑さに60球で終わりにしましたが、うん、確かに以前に比べると
上手に力を抜くことができているかな、と思いました。もちろん力んでしまう
ショットもありましたが、まあまあ考えているとおりに脱力できたかな?
太極拳もゴルフも「上虚下実」で上達しちゃいましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、今日はこのへんで。