歩法について考えてみた。
こんにちは。ねおたろうです。
独学で再チャレンジ中の太極拳。練習中に感じたことを書き留めています。
歩法も技術。おろそかにしてはいけない
中国拳法に限らず武術においてはさまざまな歩法があり、技の運用という点で
大変重要視されています。
たとえば剣道の足さばきには「送り足」「歩み足」「継ぎ足」といったものがあり、
剣道のすべての基本として位置づけられているそうです。
また合気道においても「運足法」(はこびあしほう)と言って、
足技が大変重要視されるようです。
歩法って自分の身を守るという意味において常に自分に有利な状況を作り出す
重要な技術なわけですね。あんまり意識してませんでしたが、改めて見直してみたら
①拗歩(ようほ)⇒ 樓膝拗歩
②並歩(へいほ)⇒ 並歩進歩搬欄捶
③進歩(しんぽ)⇒ 並歩進歩搬欄捶
④退歩(たいほ)⇒ 退歩搬欄捶、退歩跨虎など
⑤活歩(かっぽ) ⇒活歩攬雀尾
⑥上歩(じょうほ)⇒ 上歩攬雀尾、上歩指襠捶など
⑦塾歩(じゅくほ)⇒ 塾歩攬雀尾
⑧落歩(らくほ)⇒ 落歩右壁面掌、落歩左壁面掌
⑨順歩(じゅんぽ)⇒ 順歩倒レン猴
⑩繞歩(ぎょうほ)⇒ 繞歩搬欄捶
以上10種類の歩法が型の名前に使われてます。上記以外にも
『雲手』で使われる「側行歩」なんかもありますね。
いままで型の名前とかあまり意識しないで形ばかり気にしていましたが、
こんなにいろんな歩法があったかと改めて自分の不勉強に気づきました(汗)
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、今日はこのへんで。