太極拳練習ノート

誰でも始められる。一人でもできる。

目の動きを変えただけで体が安定してきた

こんにちは。ねおたろうです。 

独学で再チャレンジ中の太極拳。練習中に感じたことを書き留めています。

 

家が狭いと息も乱れる

今日は雨。世間はコロナで騒がしいし、どこに出かける予定もないので

太極拳の練習には絶好の機会です。

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というわけで、柔軟体操からはじめて気功、太極拳とじっくりやってみました。

といっても正宗太極拳55式までで套路を終えました。

 

はっきり言って家が広くないので、套路の途中あちこちで家具きや壁にぶつかります。

そのたびに動きを止めて移動するのですが、位置を移動してやり直すたびに

呼吸が乱れたなぁ、というのを実感します。

 

そんな積み重ねが55式あたりで溜まりに溜まって、集中力が切れました。

じゃあ広いところでやったら息を切らさず最後までできるのか、と言われると

「?」ですが。。。

 

視線も動作の一部として考える

第6式の「斜単鞭」は「攬雀尾」からの流れですが、右手を鈎手に変えてから

左足を左後方へ移動します。このときどうしても身体がグラついて、狙ったところへ

かかとを着地できません。

 

そこで単式練習で原因と対策を探りました。

 

結論としては、

ひとつ目に軸となる右足にしっかり重心が乗っていないこと。

足の運びを急ぐあまり少し体重が前がかりになっているかなと感じました。

そこで、しっかりと体重を右足に乗せることを意識して、感覚的には後ろ(かかと側)

に体重を残すような感じで左足を移動させます。

 

ふたつ目には視線の運びです。

無意識に左足の着地点を探して視線が下を向いてしまっていたので、

この視線を修正しました。左手を目で追いかけるのですが、気持ち視線が先行して

斜単鞭の形が決まった時の前方を視界に入れるようにしたら、割と楽に体が安定して

回転できたように思います。

 

外形ばかりにとらわれがちですが、視線って超大事ですね。

視線を細かく動かしすぎると体の軸や安定性に影響してしまうということが

今日の練習でよくわかりました。

 

正しい視線、正しい重心移動、上半身のリラックスと、いろいろと意識することが

多いですが、そこがいわゆる体操と違って太極拳の面白いところだと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、今日はこのへんで。