太極拳練習ノート

誰でも始められる。一人でもできる。

太極拳の練習はたたみ一畳あれば十分!?

こんにちは。ねおたろうです。

 独学で再チャレンジ中の太極拳。練習中に感じたことを書き留めています。

 

足の運びを自由にやってみた

先日の記事で、

套路の練習中、部屋が狭くていちいち動きを止めては位置を移動している、

だから呼吸が乱れてしまう、ということを書きました。

 

ただ、毎回同じ場所から套路を始めるので、第何式で壁にぶつかるとか、

ここでテーブルに膝がぶつかるというのはわかります。

なので今日は、ほんとはこうじゃないんだけど場所の都合でこういうふうに動きます、

みたいな感じで足の運びを自分勝手にやってみました。

 

このまま前に進んだら壁にぶつかるから、一歩踏み出すのではなく足踏みしよう、

とか、後ろへ引いてから前へ出そう、という感じです。

型どおりの動きではなくなってしまうけど動きが途切れるよりはいいかな、

と思ってやってみたら、割とスムーズに套路を進めることができました。

 

「活歩」あるいは「借歩」という練習法

実は練習を終えた後に、最近購入した『太極拳「超」入門』(陳沛山老師著)

という本を読んだのですが、その第21課に足を自由に動かす「活歩」「借歩」という

練習方法が書いてありました。

 

「活歩」とは、自分の意志で足の位置を自由自在に運ぶ方法。

「借歩」とは、場所に合わせて足を自由に移動する方法。

 

家では借歩、公園など広い場所では活歩を行うことで変化に富んだ足運びが

学べる、というものです。

 

確かに言われてみれば、太極拳を武術として考えた場合、敵や戦う場所は

一つとして同じ状況ではないわけで套路どおりに動けるなんてことは

ありえない。だから活歩や借歩といった足運びの練習が必要になる。

なんだか将棋やチェスに似た戦略思考を感じてしまうのはおおげさでしょうか?

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これは私にとっては目からうろこ的な気づきでした。そして、それを実際に

トライしていた私もまんざらではないなぁ、とどや顔気分です^^。

 

ただ、書籍にも書かれているとおり、自由にしていいのは下半身の動きだけなので

上半身との連動をどう自然に行うか、というのはキーポイントになると思います。

その時のひらめきで歩法を自由に変えてもいい。こうなると家の中の練習も

10倍楽しくなるのではないかな、と思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、今日はこのへんで。