四正太極拳 独学で套路マスターできるか?
こんにちは。ねおたろうです。
DVDで四正太極拳を学んでみようと思い立ち、奮闘する日々の記録です。
四正太極拳とは?
四正太極拳は陳氏太極拳宗家20世の陳沛山老師が陳氏太極拳のエッセンスを取り入れて
創出された太極拳です。伝統太極拳の動作と芸術性を兼ね備えながら、覚えやすく、
なおかつ内臓運動にもアプローチしているという、単なる運動の枠を超えた
入門太極拳となっています。
入門といっても、そんなに簡単に覚えられるものではありません。
私がこの太極拳に出合ったのはとある本屋でした。もうずいぶん前のことですが
仕事帰りにバスの時間までの暇つぶしに入った本屋で
『太極拳のインナーパワーで強い体になる』(Gakken MOOK)
という本を手に取ったのがきっかけでした。この時は太極拳を学ぶものとして
少し興味があった程度でまじめに取り組もうという姿勢はありませんでした。
ちなみにこの本には「5日間でラクラク覚えられる」と書いてありましたが、
これは正直看板に偽りあり、です。5日間ではとても覚えられませんよ~。
そんなに浅いものではないし、せいぜい形だけ覚えるのがいいところです。
(でも初心者にわかりやすくてDVDもついていて良著です)
今回この四正太極拳を勉強しようと思ったのは、太極拳に再チャレンジしているうちに
もっと深く学んでみたいと思うようになり、昔買ったこの本の存在を思い出した
からです。ただ、深く学ぶにはこの本は少し内容が物足りなかったので、なにか他に
独習に適した本はないかと探していたところ、またまた陳沛山老師の書籍に
たどり着きました。
『太極拳「超」入門』を買って興奮!
その書籍とは『太極拳「超」入門」(BABジャパン)です。
この本は「身体技法の基本から極める!」というサブタイトルのとおり、太極拳特有の
円形動作や歩法など初歩から詳しく書かれています。太極拳の思想や哲学にも触れ、
DVDも付いているということもあり、私にとって内容的には申し分のないものでした。
300ページを超えるボリュームで、読んでいてワクワクしてしまいました。
この本では、基本的な動作を第1課から第20課にわけて解説しているのですが、
この基本動作がそのまま套路に直結していて、基本と套路がセットで学べるように
なっています。逆に言うと套路自体が基本動作で構成されているということですが、
非常に学びやすいと感じました。
陳氏太極拳という伝統太極拳がベースとなっているということもあり、私が学んでいた
正宗太極拳とはまた違った風格があり、その芸術性にとても魅力を感じています。
この本とDVDを活用して、独学でどこまで四正太極拳をマスターできるか、
楽しみながらチャレンジしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、今日はこのへんで。